なぜ起業するの?起業の目的を明確にする4つの質問【失敗を防ごう】

なぜ起業するの?起業の目的を明確にする4つの質問【失敗を防ごう】

なんとなく起業したい.. 起業する前に目的を明確にしたいな..

といった疑問に答えます。
本記事では起業の目的を明確にするための方法をご紹介します。

僕は以前に起業しており、その時の経験から言うと

起業はかなりシンドイので、明確な理由がない限りやるべきではない

と思っています。

くわしくは以下の記事が参考になると思います。

それでも「起業をやりたいな!」という方は、本記事で紹介する4つの質問に答えることで、本当に起業する必要があるのかどうかを判断できますよ。

起業の目的を明確にする4つの質問

起業の目的を明確にする4つの質問

起業する目的を明確にする4つの質問を1つずつ解説していきます。

質問1. 他の方法が本当にないのか?

起業はなにかを達成するための手段でしかありません。

なので、本当に「起業」という選択をする必要性があるのかを深く考えることをおすすめします。

もし起業する目的が以下のどれかに当てはまるのであれば、他の手段を選んだ方が良い可能性もあります。

  • 自由な働き方がしたい
  • お金持ちになりたい
  • モテたい

1つずつ見ていきましょう。

自由な働き方がしたい

起業することで自由な働き方がしたいという方は多いと思います。

ですが必ずしも「起業=自由な働き方」というわけではありません。むしろ起業することで、顧客、社員、投資家など全員があなたの上司になると言っても過言ではありません。

  • ❌起業したら上司がいない
  • ⭕起業したら全員が上司になる

なぜなら自由すぎる起業家には人は集まらないので、起業家が成功するためには、関係者全員に対して圧倒的な成果をあげ続ける必要があるからです。

もし誰の指図も受けない自由な働き方をしたいというのなら、フリーランスや投資家など、他の選択肢の方が向いているかもしれませんよ。

お金持ちになりたい

起業して成功すればお金持ちになれるのは事実です。

ですが起業で成功する確率はかなり低いです。もし確実に年収1,000万円程度を目指したいのであれば、大企業に就職すれば35歳くらいには達成できます。

また僕の経験則ですが、お金が目的の起業家は途中でやめてしまうケースが多かったです。僕の共同創業者もお金が目的だったので、すぐにやめてしまいました。

モテたい

起業家してモテたいという人は踏みとどまった方が良いでしょう。

マイナビウーマン モテる! 職業ランキング」によると、モテる男性の職業ランキングの上位は公務員、銀行マン、大企業サラリーマンであり、経営者は8~9位に留まっています。

そのランクの低さの割に、成功する難易度はかなり高いので、コスパは悪いですね。

人生で一度はやってみたい

もし起業を人生で一度はやってみたいというのならば、できるだけ早めにサクッと起業して失敗するのがオススメです。

起業するならばできるだけ若い時が良い理由は以下の通りです。

  • 体力がある
  • 支援者が多い
  • 注目されやすい
  • リスクが少ない

詳しくは「20代若者が起業するメリットとデメリット【22歳で起業した僕が語る】」をご参照ください。

以上を読んでもやっぱり起業がしたいという人は、なんらかのビジョン(大きな目的意識)がある人だと思います。

以下の質問に移ってください。

質問2. あなたのビジョンは社会に求められているか?

「質問1」のどれにも当てはまらなかったならば、起業する目的があなたのビジョンによるものだと思います。

その場合、あなたのビジョンが本当に社会に求められているのかということを検証しておきましょう。壮大なビジョンが先行しすぎている場合、起業しても成功しないからです。

ビジョンの検証の具体例

  • ビジョン1「都市農業をもっと一般化したい!」
    • ≫ それってだれが求めてるの?
    • ≫ あなたが趣味として都市農業が好きというだけじゃないの?
  • ビジョン2「お金をもっと非中央集権化したい」
    • ≫ だれが求めているの?
    • ≫ ほとんどの人は大手企業の決済サービスを信頼して使ってるし、それでなんの問題も無いよね?

質問3. 同じビジョンを持った既存企業はないのか?

もし同じビジョンを持っている会社があるのなら、そこに就職したほうが早いですよ。

起業には起業特有のめんどくさい作業があります。それらをショートカットできるなら、就職の方がいいですよね。

起業特有のめんどくさい作業は以下のとおりです。

  • 会社設立手続き
  • 仲間集め
  • 資金繰り
  • 人脈作り
  • バックオフィス業務

一方で、就職すれば全部ショートカット可能です。自分のやりたい業務に集中できます。

同じビジョンの既存企業はないという場合には、そもそもあなたのビジョンが社会には求められていない可能性が大です。

同じビジョンの既存企業はあるけれど、ビジョンを達成するためのソリューション(解決策)がイケていない」という場合には、次の質問に移りましょう。

質問4. ソリューションは本当にビジョンに沿っているか?

既存企業のソリューション(解決策)がイケてないけど、自分のアイデアならば上手くいくはずだ!という場合でも、客観的に見ると全くロジカルでないケースが多いです。

実際に僕の周りの起業家が言っていた「ビジョン:ソリューション」のセットをご紹介します。

例1

  • ビジョン:貧困をなくしたい
  • ソリューション:クラウドソーシングサービス

例2

  • ビジョン:若者のコミュニティを作りたい
  • ソリューション:就活生向け動画サービス

例1, 2を見ると、ビジョンとソリューションが明らかにズレているということが分かるかと思います。

まずはビジョンを明確化せよ

ビジョンとソリューションのズレを解消するために、まずはビジョンを明確化しましょう。

具体例

  • ビジョン:貧困をなくしたい
  • ≫ 具体的にどの地域のどんな人たちの貧困をなくしたいの?
  • ≫ その人たちは何を欲しているの?
  • ≫ その人たちは本当にそれを欲しているというデータがあるのか?

ソリューションはビジョンを直接的に達成しているか?

ビジョンを明確化したら、ソリューションがビジョンを直接的に達成しているかを検証しましょう。

「風が吹いたら桶屋が儲かる」的な発想をしていても、弱小企業にそんな長期で達成するための体力なんてありませんよね?

  • ビジョン:貧乏が原因で大学にいけない学生が行けるようにしたい
  • ≫ 間接的なソリューション:クラウドソーシングサービスを作る
  • ≫ 直接的なソリューション:大学にいけない学生が奨学金を借りやすくなるサービスを作る(例:企業が優秀な学生の奨学金を肩代わりするサービス)

まとめ

おさらいすると、起業する目的を明確にする4つの質問は以下の通りでした。

  • 質問1. 他の方法が本当にないのか?
  • 質問2. あなたのビジョンは社会に求められているか?
  • 質問3. 同じビジョンを持った既存企業はないのか?
  • 質問4. ソリューションは本当にビジョンに沿っているか?

起業前にこの4つの質問を行うかどうかで、成功確率は大幅に変わってくると思います。

目的意識のはっきりしている起業家は、迷いが少なく最短経路で「成功までの道」を駆け抜けることができますよ。